ライ ティラク プラサドゥ

わたしの東京

私は約3年前日本に来ました。初めは池袋に住んでいました。初めて外国で生活することになりました。家族と離れて生活していく上でどのようなことが起こるか全く経験はありませんでした。

最初部屋には食べ物が何も無かったので近くのスーパーまで買い物しに行きました。いろいろな食べ物を買って来ました。友達と一緒に朝ご飯を作りました。出来上がったご飯を食べてみたらすごく甘くて食べられませんでした。確認してみたら塩と砂糖を間違えていました。それは日本語が分からなかったからです。

朝ご飯を食べてから学校へ向かいました。学校まで行くためには電車に乗らなければなりません。そのためにきっぷは必要です。でもどうやってきっぷを買うのか分からなくて、困っていたところ日本人の若い女性がきっぷの買い方を教えてくださいまして助かりました。その後学校に着きました。初めての日本語の授業なので全く分かりませんでした。3時間半ぐらいの授業が一日中のように長く感じました。

学校が終わってからお腹が空いていたので先輩の友達と一緒に焼き肉屋さんへ行きました。私は初めてなのですべて注文してくれました。すごく楽しく食べました。食べていた時には「ジンギスカンのお肉だよ」と先輩の友達は言ったのでよく食べました。食べ終わったら「さっき食べたお肉はジンギスカンじゃなくて牛肉だよ」と言われたので私はすごく気になりました。それで携帯で調べてみたら本当に牛肉でした。その時の気持ちはすごくイヤな気持ちでした。でも食べて終わっていたので仕方がないと思いました。

その後は遊んでいるうちに大久保公園に着きました。公園で遊んでいたら犬を連れていたお爺さんと会いました。お爺さんと話しているうちに、お爺さんから日本料理を奢ってあげるよと言われました。最初は冗談だと思いましたが、また同じことを何回か言いましたのでお爺さんと一緒に近くの日本料理屋まで行ってお爺さんが適当に注文しました。その中には日本酒のボトルもありました。私は全然お酒を飲まないのにせっかく奢ってもらって断ることはできなかったので、少し飲むことにしました。日本酒を飲んでみたら味は全然分かりませんでした。初めてお酒を飲んだのでいっきに頭のおくまで入ってしまいました。いろいろなことがありましたので初めての一日は今でも忘れられない一日になりました。

(日本で学んだこと)

私は約3年前、日本に来ました。

はじめ日本の東京、新宿の日本語学校で留学生活をスタートさせたころは、中国、韓国、モンゴル、ミャンマー、ベトナムなどたくさんの国の留学生と出会うたび、「なんで◯◯の国の学生たちは、私と考え方がちがうのかな」と、考えることばかりでした。
その理由を考えていくうち、生まれ育った社会や文化が、その人に表れていると気づきました。
生まれた地域の文化や社会の影響は、簡単には消えません。だから、様々な地域から集まった人たちは、様々な社会的特徴をもち、異文化の集まりになるわけです。日本にきたころは、たくさんのカルチャーショックにであったのもよい思い出です。

日本人との出会いも驚くことばかりでした。
日本の電車に乗ってみると、皆さん静かに座っていて、本を読んだり、音楽を聴いていたり、携帯電話を見ていたりします。他の人にうるさく話しかける人はいません。それは、日本の電車のマナーであると気づきました。

また、日本の大事な価値観を表現しているものとして、「お客様」という言葉に出会いました。「お客様は神様です」という言葉も聞きました。どうしてお客様が神様なのか、大切な存在なのか、疑問に思いました。
しかし、アルバイトの経験を重ねているうちに、アルバイト先の各店舗に お客様が来店してくださるおかげで私たちが働けていること、だからお客様に感謝するのだということを日本人スタッフから学びました。
このように、日本社会で、お客様は神様であるということ、感謝の気持ちを常に持つことは、社会を動かす基本的な考え方であると、身をもって学ぶことができました。

このようにたくさんの学びはありましたが、やはりアルバイトしながら勉強する留学生生活は忙しく大変でした。新しい場所、異文化の場所では、何をするのも見るのも刺激的です。新しい社会や異文化社会に飛び込むのは、チャレンジの連続です。留学生活は大変な一方で、滅多に経験することのできない貴重な機会です。

私はたくさんの幸運と、私をサポートしてくれるたくさんの優しい人たちのおかげで、日本の社会でこうして学べています。

これからも広い社会をどんどん見て、異文化を学びながら考えを深めていきたいです。