スヘー ソヨルマー さん

私のふるさと

故郷について書く前に自己紹介させて頂きます。私はスヘー ソヨルマーと申します。モンゴルのホブドという町から参りました。

モンゴルの首都はウランバートルという町ですが、私の故郷はホブドという方言が多いモンゴル国の西部にある町です。モンゴル人の84.5%はkhalkh方言の人ですが、私の故郷はzakhchin/ザフチン/という方言で6.7%です。ウランバートルから1,580km遠いので車で36時間ぐらいかかります。

私の故郷の夏は一番暑い時は気温+40℃ぐらい、冬‐35℃ぐらいになることがあります。冬は寒くて積雪があり、夏は暑い町です。そのため遊牧しています。季節によって一年間で4回以上移動します。

従ってゲルという伝統的な家に住んでいます。私の家族も遊牧民族です。20年ぐらい私はゲルに住んでいました。

私の町には希少動物サイガやアカシカなどがいます。サイガは体長116cm、高さは75㎝、体重32㎏、ベージュ色の角が2本の動物です。1時間に60-70㎞走れます。

Khar usという湖が観光地で良く知られています。この湖はモンゴルで一番綺麗で透明です。11月~4月まで凍っていて、凍っている間に旅行者がたくさん来ます。

観光地は上記の湖だけではなく、いつも雪が積っている山、絵が描いてある岩山、青山、鹿の像や洞窟などがあります。

美味しい食べ物がたくさんありますが、その中でスイカが有名です。秋になると安くてたくさん売ります。ホブドのサジーというフルーツが日本にはありません。健康にすごく良いと言われています。サジーには、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、必須アミノ酸8種類などが含有されています。風邪をひいた時、サジーでジュースを作って飲むと元気になります。

私の町では特別なお祭りを行います。伝統的なダンスと歌のお祭りです。私は日本に来るまで毎年参加していました。美味しい料理が出たり、相撲のようなスポーツ大会があったりして楽しく三日間過ごします。
皆さん機会があれば遊びに来てください。