ラマ タマン プラナ バハドラ さん
わたしの東京
2017年3月15日東京、普段は遅くまで寝る習慣がある私はその日は朝早く起きてシャワーを浴びて特にその日のために用意してあったネパールの伝統的な服を着て家を出ました。私は2015年3月に留学生としてネパールから日本へ来ました。二年間日本語学校に通いました。最初の頃は誰でも大変だと思いますが私も通い始めた頃は簡単ではありませんでした。何度も2、3時間も駅で迷ったり、駅員さんに教えてもらっても言葉が通じなくて全く分からない場合もありました。しかし頑張れば出来ない事はないといつも思いながなら頑張って大変な時期を越えて来ました。色々な事を思い出して頭はいっぱいですが嬉しい気分を持ちながら卒業式会場へ向かいました。
会場に着くと学生たちがみんな自国の伝統的な服装を着て話しているところでした。それはまるで色々な種類の花が植えてある庭のようでした。気づいたらもう9時だったので急いで会場のホールに入りました。クラス順に席を決めてあったので決まってあった席に座りました。それで予定通りに校長先生のスピーチから始まって順調に卒業証明書配布、卒業生から在学生向けのスピーチ、で最後にグループ写真を撮って、楽しみに待っていた最後のパーティの時間になりました。時間になると校長先生の指示通りに行列に並んでパーティホール入りました。入ると洋式の食事スタイルで最初つまみとお酒、お酒が飲めない人にはジュース、そしてその後メインコースの料理が出されました。しかもこのメインコースは果物を含めて10種類以上もありました。で最後にデザートで立派なパーティでした。
パーティはもちろん皆の楽しみでしたが一番楽しみな事は2年間学校で教師だった先生方とかんぱいしながら飲む事でした。いつも真面目に教えていた教師がその日お酒を飲むと大声で笑いながら楽しんでいました。歌を歌ったり、踊ったりしている学生達もいましたが静かに飲みながら楽しんでいる人もいてやはり人によって楽しみの仕方が色々あるんだろうなぁと思いました。まだまだ続けたい気持ちだったんですが時間があっという間に過ぎてしまった事に全然気づけませんでした。
それで卒業式は終りましたが、思い出はまだまだ心の中に残っています。