グェン・ティ・トゥ・フェン さん

わたしのふるさと

私の故郷はバクニン省、トゥーソン市、TUONG GIANG町です。バクニンは全国で面積の最も小さい省です。私の町はハノイ市中心から東北30キロ。そこはいつもにぎやかです。近所の人は親切だし、毎日笑顔です。

小学校のころ、毎日、みんなと自転車を乗って、周りの町で遊んだり、おしゃべりしたりしました。15年まえは大体農家でした。皆は自分で農業をしています。田んぼは単に稲を作るだけなく、同時に生き物を育てます。作物は米、南京豆、ジャガイモ、サツマイモ、タロイモ、トウモロコシ、サトウキビ、カボチャ、瓜、ネギ、ヘチマ、トマト、ナス、空心菜、レタスなど。私の家族も農家です。毎日、私のお祖母さんとお祖父さんは朝早く起きて、作物を育てたり、刈り取ったりしました。それで、市場でフレッシュな野菜を売っていました。子供の時、祖父母を時々手伝いました。その時、幸せだと思いました。現在、全く作物を植えなくなったから、懐かしいです。

私の村は一番きれいな時期に稲穂を刈ります。その時、田んぼは稲穂の黄色で満たされています。稲穂の香りが感じます。稲穂を刈って、束ねて家へ持ち帰ります。家で脱穀機を使います。刈り取ったばかりの籾は水分が多いので、乾かす必要があります。乾燥機がないから、庭や道で籾を干しています。籾のうちは、薄く広げて直射日光で乾かします。道路でわらも干しています。その時、どこでも籾と稲の黄色が見えます。とてもきれいだと思います。いなごが稲を食い荒らしてしまった時、友達といなごを取って、家でいなごを焼きました。その料理が美味しかった。

幼い頃一番楽しかったのは、田んぼで藁だけ残っている時に、サワガニを取って、時々サワガニに咬まれてしまいました。痛かったけど、でもたのしかったです。子供のときは、遊んでばかりでした。今、私の町では、子供は勉強してばかりです。毎年の2月5、6日(旧暦の正月)皆は仕事を休んで、家で準備して、お祭りを行います。人々が集まって、お祭りに参加したり、散歩したりします。昔から現在まで、祭りの中でいろいろな伝承の遊びをやっています。例えば、家鴨を取ったり、小橋に乗ったりします。クァンホはロマンチックな芸能です。村に男性と女性がグループになります。クァンホのグループは5、6人の歌い手からなっています。小さい船に乗って、演じます。クァンホはとても人気です。

子供のころ、お寺も関わりがありました。お寺の頂上に大きくて白い仏像があります。仏塔の中に10年前のお坊さんの体が残っています。即身仏という意味です。ふもとに中学校があります。中学生の時、課外授業があると、お寺で遊んで、お坊さんに果物とお菓子をもらいました。とても感動しました。