邵 妹姐 さん

私の故郷

私はショウシュコウと申します。中国から来ました。私の故郷について話したいと思います。よろしくお願いいたします。

私の故郷は河南省洛陽市です。中国の中部では中原と呼ばれています。洛陽の歴史は、周の成王の時代に殷を減ぼした周の東方経営の拠点の下都として洛邑の都城が築かれて王城、成周、東都と呼ばれたことに始まります。

中国史上、しばしば関中の長安と並んで中国王朝の首都となりました。

洛陽市の気候の特徴は、四季がはっきり別れ、冬は寒くて降水が少なく、春は乾燥し風が多く、夏は非常にあつく雨が集中して多いことである。秋には晴れて日照時間が長いです。年平均気温は摂氏14.7度であります。

北京、西安、開封などとともに中国六大古都の一つで、市内には龍門石窟や中国仏教の発祥地と伝えられる白馬寺、三国時代の英傑関羽の墓のある関林、各時代の古城などの古跡が数多く残っています。

洛陽の花は牡丹です。牡丹は中国の有名な花の一つで、もともと「花の王」と呼ばれています。牡丹の栽培は河の洛河から源を発し、今まで千六百年以上も歴史を持っています。

一番有名な観光スポットは龍門石窟と老君山です。龍門石窟は世界遺産です。一番多くの仏像は盧舎那仏。龍門石窟の特徴は、その硬さ、すなわち雲岡石窟の粗い砂岩質と比較して、緻密な橄欖岩質です。

そのため、北魏においては雲岡のような巨大な石窟を開削することが技術的にできませんでした。

老君山は道教の伝統において注目すべき山です。伝説によると、道教の創始者である李耳が後年ここに住んでいたと言われています。

老君山の主な観光名所には、中天門、金頂(華藏寺)、老君寺、南天門、玉皇頂、馬宗嶺などがあります。

玉皇頂は見晴らしのよい場所で、周囲の景色を一望できます。華藏寺と馬宗嶺では、美しい日の出と雲海が見られます。