グェン ティ トゥ フェン さん

わたしの東京

2014年4月05日に留学生として来日しました。東京は勉強と生活をしている街です。日本に来る前はベトナムで半年日本語センターで日本語を勉強しました。その時は日本語レベルがとても低くて、日常会話レベルも無理でした。来日して、最初の半年が今までの人生で一番大変でした。その時どんな国でも一番大切なことはやはり人と人が繋がることだと思いました。また、日本とベトナムを比べるとやはり違いが多いです。文化も気候も言語も全く違います。東京に来て、いくら大変でも日本語が上手になりたくて、頑張りたいと思いました。普段は朝、山野日本語という日本語学校で4時間勉強して、昼からアルバイトの時間で、夜の19時に帰宅して、食事した後は眠くても2時間日本語を勉強しました。学校の授業はほとんど日本語会話の練習と聴解の問題を勉強するので、家で漢字練習の問題、文法の問題を自習します。この勉強方法を採用して、1年間でやはりいい結果が出て来ました。日本語レベルが上がって、日本人と話すときも自信が出て、怖くなくなりました。そして2015年12月に日本語能力試験を受けて、N2に合格しました。この結果は私にとって、本当に大事でした。

2年間山野日本語学校で勉強して、2016年04月に東京外語専門学校に入学しました。
私の友達は日本語学校を卒業後、大阪や愛知などへ行ってしまいました。私だけ東京に残ることになりました。東京は最初で最後の街だと思います。今までのことを思い出してもほんとに東京のことが大好きです。

3年間でずっと東京に暮して、この街にたくさん思い出が出来ました。ここで、色んな国籍の友達が出来て、たくさん楽しい時間を一緒に過ごしました。一番楽しかったのは毎年3月の桜の季節です。私の国は桜がないので、2014年4月に日本に来て、初めて桜を見ました。その時、東京は春ですが、まだ寒かったです。私の家は代々木公園に近いので、3人のクラスメートと一緒に桜を見に行きました。公園に行くと、大勢の人が居ました。皆桜の木の下でパーティーをしたり、音楽を流したり、、、とても賑やかな雰囲気でした。初めて、こんな光景を見て、私たちは驚きました。桜は本当に美しい花だと思います。その日のことは今思い出しても懐かしいです。

また、私にとって東京の最初の印象は交通の便です。東京は90%以上の人が電車やバスや車を利用しています。もし部屋から出たら、道は車だらけです。私の国は電車がないので、バイクを90%の人が利用しています。その為、いつもラッシュの時は混雑で交通がとても大変です。日本は全国に電車があるので、一日中どこでも行けます。とても便利です。いつかベトナムもこんな便利な電車が出来たら、皆はすごく喜ぶと思います。

東京は世界の観光客に有名な首都としてを知られています。特に伝統的な食文化が有名です。もう4年目になりますが東京の事をもっと知りたいです。これから、東京だけではなく、日本全国の文化についてももっと知りたいです。東京で色んな経験をしました。これからも、もっと良い思い出を作りたいです。東京は私にとって、二番目の故郷です。いつか帰国したとしても、きっと東京の事を忘れられないでしょう。