サイドゥラエフ エルドルベク さん

はじめまして。

東京外語専門学校 国際コミュニケーション学科2年のサイドゥラエフ・エルドルベックと申します。
私が日本にやってきたのは3年半前、希望と少しの不安を胸に抱いてのことでした。最初の1年間は「東京国際日本語学院」で日本語の基礎を徹底的に学びました。現在は、専門学校で異文化理解やビジネスコミュニケーションを専攻しています。

日本での生活は、単なる勉強だけではありません。来日当初から「ミニストップ」でアルバイトを始め、現在も同じ場所で働き続けています。一つの場所で長く働くことで、日本の「おもてなし」や責任感を深く学ぶことができました。

また、2年間、都内の大型ホテルで接客スタッフとしても勤務しました。プロの現場で揉まれることで、日本語能力試験N2レベルの語学力だけでなく、日本人らしい細やかな気配りも身につけることができました。また、私の趣味はジムで、旅行が大好きです。

私の故郷

自然と歴史が息づくジザフ州バフマル私の故郷は、ウズベキスタン中央部に位置するジザフ州の「バフマル」という地域です。

ここは標高が高く、空気が非常に澄んでいて、何よりも「バフマル・リンゴ」の産地として知られています。このリンゴは驚くほど甘く、ジューシーで、世界各地に輸出される私たちの誇りです。

世界遺産の宝庫と天文学の歴史ウズベキスタンは、かつてシルクロードの心臓部として栄えました。特に私の大好きな都市サマルカンドは、「青の都」として世界中に知られています。

ここでぜひ紹介したいのが、15世紀の偉大な統治者であり天文学者でもあったミルゾ・ウルグベクです。彼が1417年に建立した「ウルグベク・マドラサ」は、当時の世界最高の教育機関の一つであり、彼が作った天文台は当時の天文学に革命を起こしました。

私の国にはサマルカンド以外にも、ブハラ、ヒヴァ、タシケントといったユネスコ世界遺産に登録された都市が数多くあります。2500年以上の歴史を持つ青いタイルのドームやモスクを背景に歩くと、タイムスリップしたような感覚になります。

現在、人口は約3800万人で中央アジア最大。年間1200万人もの観光客が訪れる、今まさに世界が注目している国です。

食文化の魅力:ジザフの「サムサ」

ウズベキスタン料理は、一度食べたら忘れられない味ばかりです。お米を肉や人参と炊き込む「プロフ(オシュ)」は、地域ごとに味が違い、日本でも「ピラフ」のルーツとして知られています。

しかし、私が一番恋しいのは地元の「ジザフ・サムサ」です。大きな窯で焼かれたパイ生地の中に、ジューシーなお肉とスパイスが詰まったこの料理は、ウズベキスタン全土でも有名です。

日本人の友人たちにも、いつか本場の味を体験してほしいです。

感謝と将来の展望

日本での生活で、私が一番大切にしているのは「謙虚さと尊敬」です。ウズベキスタンでは年上の人を敬い、ゲストを心から歓迎する文化があります。この精神は、日本の「礼儀」と非常に似ており、アルバイト先や学校で人間関係を築く上で大きな助けとなりました。

卒業後は、日本で学んだ国際的な視点とビジネススキルを活かし、将来的に日本とウズベキスタンの経済や文化の懸け橋となりたいです。

母国のさらなる発展に貢献できるよう、一歩一歩努力を続けていきます。