グェン ディン チン さん

私のふるさと

私は、ベトナムのハイ・ズオン(HAI DUONG)で生まれました。全国で最も歴史の長い地方の一つであり、1000点以上もの歴史遺産を有します。このうち、国家遺産に指定されているものは133点。ベトナム陳(ベトナム・チャン_Ho TRAN)朝の初代皇帝、チャン・フン・ダオ(TRAN HUNG DAO)をはじめ、多くの国民的英雄を輩出した地として知られています。

(マオ・ディエン文廟)


(コン・ソン祭り)


(コン・ソン-キェップ・バク)


西の方面 約60キロメートルでは首都ハノイ(HA NOI)、ベトナムの政治‐文化‐社会の中心です。東の方には、約50キロメートルでは北部の輸入出の港であるハイフォン省(HAI PHONG)で、約80キロメートルでは、世界自然遺産を知られているハロン湾(HA LONG)です。ハノイやハイフォンなどの都市とともに、190万人のハイズオン省民全員の動力、当省の経済や特徴もだんだん変わって参りました。

(ハイズオン市)

私のふるさとは北部の経済を発展する重点の一つです。政府が推進する政策のもと、同省は外資誘致に注力しており、近年著しい経済成長を遂げています。主な産業は建設、工業だが、農業とサービス業も盛んになりました。交通の要衝でもあるため、国内外の企業の多くが工場を展開しています。

私のふるさとは甘い果物があります。約6月の中旬から7月の下旬まではライチの季節です。バクザン省と並び、ライチの名産地として知られています。国内でだけではなく海外まで、中国、アメリカ、韓国やシンガポールなども輸出されています。

(ライチ フルーツ)


それとともに、ハイズオンの特産品、バインダウサイン(Banh Dau Xanh)やバインガイは、テト休日の際に親戚や友人によく贈る物です。
ベトナムを観光旅行や仕事で訪れた人がお土産としてよく選択します。他にも海外からベトナムに一時帰国したベトナム人がよく買って帰ります。
口の中に入れるとすんなりと溶け、調和のとれたインゲンの甘い味わいがあります。寒い季節に素朴なバインダウサインの味わいは、郷里を離れた人の心を温めます。
バインダウサインはそのまま食べても美味しいですが、温かいコーヒーやお茶と一緒に食べるほうがより美味しく味わえます。

(バインダウサインBANH DAU XANH)
(ペースト状にした緑豆に砂糖、植物油か動物性脂肪(通常は豚の脂肪)を混ぜたもの。紅茶や緑茶と相性が良い)


(バインガイBANH GAI)
(乾燥したバナナの葉に包んだ甘い餅。水に浸して砕いた後、もち米粉とカラムシの葉から作られた餅の生地で、みじん切りにした豚の脂肪、バナナ油、ココナッツ、緑豆、ピーナッツ、ごま、蓮の種を混ぜたものを包(つつ)んで蒸(む)す)


私のふるさとは温かい心を持っていますから、みなさん是非一度ハイズオンへいらっしゃってください。